◆ Ⅰ - ⅱ ◆
いつのものように始めた“非日常”への旅。
いつの間にか始まっていた“異世界”への旅。
なぜこの世界に来てしまったのか、なんて理由は分からない。けれど、今、オレは確かにこの世界にいる。オレという人間の過去も、オレという人間を知る人も、オレという存在が欠片ほども存在していない、そんな世界にオレは足を踏み入れてしまった。
起きた事態にはまだ気づいていない。
もっと先のことなんて、もちろん知りはしない。
それでも足を止めるわけにはいかないのが“旅”というものだ。
前へ、前へ、何が起きようが、何が起こるまいが、ひたすら前へ進むしかない。
だから、そう、歩き続けようと思う。
この世界を――
この世界で――
せめて、いつかのその時まで……オレは“旅”を続けよう。
* 08/08/24 * Re:16/07/24 ************** Next Story.
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