◇ Ⅳ - ⅰ ◇ Ⅹ ◇
「遊んでおるの」 「ん? おや敬老。何? 文句あるかい? 面白いだろう?」 「ふぉ、別に文句はないがのお。わし、あの子の事気に入っとるから、あんましいぢめないでくれると嬉しいんじゃが……はは、言っても無駄か」 「くくっ、ご執心じゃないか。只の人間の何がいいのか分からないな」 「お前さんにもその内分かるわい」 「くくくっ、だといいね。でないとあの子……」
死んでしまうし――――
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