◆ Ⅸ - ⅴ ◆
「言っとくが、時。お前は風紀の狗じゃねぇ。ボンゴレファミリーの方が先約なんだからな。ヒバリなんかに、へいこらするんじゃねぇぞ」
……誰?
オレを過労死させたいのは誰?
振り向けば、なんか先生のコスしたリボーンがいやがりました。
反論する気力もねぇですよ。誰か、栄養ドリンク持ってきて。
そんな無気力なオレに代わり、反応してくれるのは、綱吉公。だから、どうして、お前はそう勝手に決めるんだよ、リボーン! 黙れダメツナ、バキューン。
ありがとう、ツナの勇士はオレ忘れない。
……ああ、それにしても、ああああ。
目の前では、リボーンがツナに銃を乱射し、それをごっ君がワタワタと傍観。横では、山さんが、ツナ達そっちのけで、オレの方見て眉をハの字にさせている。『大丈夫か?』と聞かれれば、そこは日本人『大丈夫』と答える気質を生まれながらに備えている筈なんですが。
……ゴメン、ちょっと。
「オレ、ね……数、多く知ってる、人物の中でもさ……あの人が、一番、苦手でさ……嫌いじゃないんだ……むしろ人間としては結構好きなんだ」
苦しげに語りだしたオレに、ドンパチやってた三人が、顔を向ける。嫌いじゃないんだ、むしろ人間としては結構好きなんだ、と、今のオレは多分顔も、苦しげだろう。
「でもね……ダメなんだよ……何度姿を見ても、何度声を聞いても、何度名前言ってもダメなんだよ……」
そう、何度、もう平気だろうと思った事か。
「なんかさ……オレのDNA細胞が、あの人に関わるとさ、なんか、体全体が拒否してさ……」
じーっと、オレを凝視する四人。
「そんでさ、胃の辺りに、負担が来てさ、だから、今さ、ものっ凄い」
ごくり、とツバを飲む音が聞こえた気がした。オレの心を読んでか、リボーンが、ヤベェな、と呟いたのを引き金に、オレは告白。
「――――もの凄い、吐きそうです」
桃紅茶と、おにぎりと、焼きそばパンの、ミックスされた物が出てきそうです……と、もう、涙涙に訴えて。その後皆様に保健室に連れて行って貰いました。しかも、山さんにおぶられて。
ワーイ、ヲタク仲間ニ自慢シテヤロウ。
ああ、もう嫌だ。寂しい。鬱だ。
保健室につれてきてくれた後、三人は残りの昼食を取る為、後でまた来るね、と、屋上へリターン――閣下が来た所為で食べる暇がなかったようだ。
ちなみにリボーンは、暫く傍に居てやる、と、コッチ来て何度目かの男前発言。そしてオレは、大統領の毒気にやられて、疲れた体に促されるまま眠りに落ちた。その間際に考えていた事は、確か……。
――――フゥ太達と、公園で遊んであげなくちゃ。
だったのは、今の状態を、スルーしているのか、どうなのか、その辺りは定かではないが。思っていた程、この現状――雲雀恭弥大統領を、恨んではいない様だ。
……でも、藁人形は打ち付けてやる。
変な宣戦布告の中、オレは、今度こそ完璧に、眠りの中へと落ちた。
…………呪詛返しされたらどうしよう。
落ちれませんでした。
* 08/??/?? * Re:10/05/26 ************** Next Story.
◆
ⅰ
ⅱ
ⅲ
ⅳ
ⅴ
◇ BACK ◇ NEXT
◇ TOP ◇ SITE TOP